人生をあきらめるということ。
「人生を諦めると幸せになれる」ということを聞いたことがある。大学生のころに聞いたが、私自身の感想は、「何言ってんの?」という感覚だっと思う。
大学生のころから生きづらさを抱きながらも、どこかで将来自分は幸せになるという希望的観測が頭の中にあったのではないか。
でも、20代の後半になり、今後の人生を考えたところで、希望的観測さえも描けなくなて来ている自分がいることに気づいた。そして、これが、人生を諦めることなのかなと思った。
自分は、人付き合いが苦手で、友達も多くない。就職で地方から上京したため、仕事関係以外で知り合いはほとんどいない。孤独だし、つらくなる。数少ない友人も、地元で結婚したりして、会うことも少なくなってしまった。
また、人に騙されたり、いろいろつらいことも多い。
本当に、クズみたいな人間は存在する。
そんなことを思いながら、休日を過ごしていると、もう諦めたほうがいいのかなと思う。
自分の人生はここまでだったけど、死んでしまえば、それもなくなる。
だから、死ぬまで生きればよい。それ以外のことは諦めればいい。
なんて、感傷的になってしまった。