努力をしないための努力をしよう
日本人は「努力」という言葉が好きらしい。
努力して、努力して、努力して…その先が成功でなくても美しいものらしい。
努力して、例え成功しなくても、自分自身は成長しているから努力は裏切らないらしい。
私も、つい最近まで努力という言葉が好きだったし、自身の過去を振り返って、もっと努力すればよかったなぁと後悔じみたことを思ってみたりしていました。
でも、最近思ったのは、努力は時に自分を傷つけるものになると感じています。
特に、私みたいな能力が低い人間が間違った方向に努力すると、大変なことになります。
頭が悪いのに、必死に努力(勉強)して、研究者になりたいと思っても、必死に努力(仕事)して、出世しようと思っても、能力がなければ無理なものは無理だからです。
そのうえ、適当にやっていれば、本気出せばなんとかなるという楽観的に物事を考えることができますが、努力して無理なら、自分はダメ人間だという思考に陥り、自己肯定感が低くなります。
努力して、現実を突きつけられるたびに、上記の悪循環にはまっていきます。
今まさに私自身がその悪循環にはまっており、なんとかそこから抜け出したいと思い、あることを始めることにしました。
例えば、生活する上での選択肢に迷ったら、後々どっちのほうが努力しなければならないかを考えて、選択します。
お試しでやってみます。